46歳のケミカルピーリング体験(2)後悔しない美容皮膚科の選び方と決めたポイント

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ケミカルピーリングを、銀座のよしき皮膚科クリニックで受けてきました。

最初からここに決めていたわけではありません。美容皮膚科を選ぶまで3件に足を運び、この先生なら安心して受けられる、信頼できると思ったのです。

今回は、後悔しない美容皮膚科選びのために、私が実際に決めるまでの道のりを公開します。

肌の悩みを解消したいと美容治療を利用するときに迷うのが、美容皮膚科・美容クリニック選びです。

あなたならどうやって選びますか?

目次

美容系の病院は口コミが少ない

美容皮膚科は美容を目的とする皮膚科です。風邪引いたかな?と近くの内科を診察するのとは状況が違います。

比較するためにホームページをたくさん見たのですが、美容治療は似たようなもので何を基準にして選べばよいかよくわかりませんでした。

口コミで美容皮膚科を探そうとしても、大手美容クリニックはプロモーション上手だったりします。

本当に口コミ?ライターか広告代理店が書いてるんじゃない?一度でもそんな疑問がわくと全部信じられなくなっちゃうのって・・・私だけかな。

美容医療も美容整形も隠す人が多いので、口コミが少ないんですよね。

美容皮膚科を選ぶポイント

女性医師の診察

私、理解しないと動けないタイプなんですよ。疑い深いというか慎重なんです。そのぶん、一度納得すればそれだけをひたすら信じる一途なところもあるんですけど。

毛穴を目立たなくしたい私が、美容皮膚科で受けようとしたのは、美容医療の中でもマイルドなケミカルピーリングです。

ピーリングは皮膚の表面に溜まった古い角質を、酸の力で取り除く治療。ニキビ治療・ニキビ跡・毛穴の凸凹・くすみに効果があります。

まぁ、刷毛でチャチャっと顔に酸を塗るだけだから、眉間のシワにボトックス注射するよりもハードルは低いわけです。

それでも使用する酸を、年齢や症状・肌のタイプに合わせて使うことができる治療経験の多い医師にかかりたいと考えながら選んでいるということを頭に入れてお読みください。

前置きが長くなりましたが、私が美容皮膚科を選んだポイントをご紹介します。

個人の美容クリニック

個人で開業している○○クリニックの○○には、医師の名前が入っていますよね。経営も治療もたいてい先生が行っていると思います。

治療に失敗すれば評判が悪くなり、患者が来なくなりますからきちんとした技術で責任を持っているでしょう。長く個人で経営しているとさらに信用が増します。

自由が丘周辺に、眼科のついでに、審美歯科のついでに、ボトックス注射やヒアルロン酸注入をやってるところがあるんですが、こういう片手間なところはやめたほうがいいと思います。

何かあったとき失敗したとき、皮膚科じゃなくて対応ができるの?という疑問が拭えません。

そして大手美容クリニックは、個人的に一番選びたくなかったです。テレビや雑誌、ネットでの派手な広告に惑わされますが、年間数億円の広告費をかけていると想像できます。

広告費を考えたら、治療というよりビジネスだろうな。いらない治療を進められたらめんどくさいな。(イケメン医師という誘惑はあるけど)そう思って最初から大手の美容クリニックは考えませんでした。

医師の経歴、専門分野を確認する

経歴まで確認するの〜?と思ってますか。どこの大学を卒業したかではなく、どの科を診療してきたかを見ます。

日本では医師免許さえあれば、麻酔科以外どの科を診療してもいいことになっているんですよ。

極端なことを言えば一度もメスを握ったことがない美容外科医がいてもおかしくありません。精神科医にいた医師が、美容皮膚科を始めればその医師がピーリングをすることだってあるかもしれません。

運転免許だって5年に1回は更新があるのに、医師免許って一生有効なんですって。なんて便利な免許なんでしょう。

医師・病院は私たち患者がしっかり選ぶ必要があると考えたほうがいいです。たとえ簡単な施術でも自分の顔を預けるわけですから。

病院白衣の2人

複数の医師に直接会って見極める

美容皮膚科は、レーザー、フォトフェイシャル、ボトックスやヒアルロン酸の注入など、メスを使わない治療です。それでも治療前後の説明やケアをしっかり行ってくれる医師を選びたいですよね。

個人クリニックを経営している。経歴も皮膚科、美容外科、形成外科である。私があげた条件に合う医師でも、人間的な相性って必ずあると思います。

自由診療だからこそ、思っていたのと結果が違うということにならないためにも、複数の医師にカウンセリングを受けることをおすすめします。

私が相談した3つの美容皮膚科

日本美容外科学会の認定医

日本美容皮膚科学会もあったのですが、医師の紹介がなかったため一般社団法人・日本美容外科学会に認定されている医師から同じ区内にある皮膚科を見つけ相談に行きました。

複雑なことに「日本美容外科学会」という同じ名前の組織が2つあるんですよ!「JSAS 」・「JSAPS」と略称が違い、私が調べた「JSAPS」の方が所属できる条件が厳しいので、そちらから検索しました。

こちらの男性医師は、子供がお世話になったこともある皮膚科で、美容治療をやっていることは知りませんでした。

たるみ毛穴とニキビ跡を相談すると、AHAの弱いピーリング、BHAのピーリング。フラクショナルレーザーという治療もあるがここではできないので紹介すると言われました。

「毛穴って難しいんだよね、まずAHAから始めて効果がなかったら、強くしていったらどうでしょう。」と言われました。それは最も自然な考え方でトラブルの起きにくい提案です。

でも時間がかかりそう。女性は今から少しでも綺麗になることを望んでいるんだけど、男性の医師には言いにくいなと感じました。

比較的新しい個人クリニック

2つめは、比較的新しい個人クリニック。1回目で男性医師には相談しにくいと感じたため、ホームページで女性医師ということと、皮膚科での経歴が長いことを確認して行きました。

最新の医療機器を置いていないこともあるとわかったので、開業3年目くらいのクリニックにしてみたのです。新しめのクリニックは治療の種類が多くて、わかりにくいですね。

直接行ってビックリしました。ホームページに載っていた落ち着いた女性医師ではなく、若い菜々緒さんのような整形美人医師が出てきたんだもん。

他にも医師が在籍していると書いてあったのに、確認しなかった私も悪いので仕方ありません。相談した医師と当日施術する医師が違うということもありますから、確認してから決めたほうがいいですね。

前回と同じようにたるみ毛穴とニキビ跡を相談しました。美人医師は、最新の機器で行うフォトフェイシャルをすすめてくれました。

フォトフェイシャルってシミやソバカスに効果があると思ってたんですが、毛穴もいいんでしょうか?と質問すると「肌のハリやキメは整っていきますよ、個人差はありますが!」と少しイラっとしてましたけど。

吉木伸子先生のよしき皮膚科クリニックへ

3つめは、私が信頼を寄せる皮膚科医・吉木伸子先生のクリニックを選びました。

テレビに出演し、本も出している人気の先生だからカウンセリングの予約はむずかしいかもしれないなぁ。ところが電話してみると、意外にも1週間後の平日午前中に予約を取ることができたのです。

吉木先生に会えるという興奮!(吉木先生についてはピーリング体験記に書くことにします)

これまでと同じようにニキビ跡とたるみ毛穴の相談をすると、BHAのピーリングとレーザーを勧められました。

レーザーは何度も通わなくていいけど、かさぶたができるのでしばらく絆創膏を貼ると聞き、接客業の私は恥ずかしい。

私の肌質ならピーリングで変化しやすいだろうから、ピーリングでいいでしょうとのこと。

そして、そして、吉木先生にお願いしたいと思った決定的な要因。

虫眼鏡をのぞく医師

それは唯一、吉木伸子先生だけが私のほおを触り、虫眼鏡で毛穴の様子、ニキビ跡の状態を診察してくれたから。

大事ですよね、これって診察の基本ですよね。でも最初の2つのクリニックは目視だけだったんですよ。

あなたにとって必要な美容医療が受けられるように

残念ながら美容医療は情報が少ないです。トラブルにならないためにも知識が必要です。自分の肌の健康は、自分で守りましょう。

人の意見に左右されたり、これでいっかと思えずクヨクヨ考えてしまうタイプの人は向いていないかもしれません。

美容医療は一瞬で若返り、きれいになれる魔法のようですが、それと人間の幸せは別物だと思うのです。

それでも肌がきれいなことが自信になって前向きになれるなら、選択肢の一つとして美容医療を選んでもいいのではないでしょうか。

この記事が、美容皮膚科選びに迷っているあなたに届き、早急に決めることなく信頼出来る医師に出会えるきっかけになることを願って。

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