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46歳の私は、いつ更年期が始まってもおかしくない年齢です。
先日、暑くもないのに顔がのぼせるという不調を感じました。これか?ついに来たのか?ホットフラッシュというやつが!
更年期をネガティブにとらえて怖がる人、認めず隠す人も多い傾向がありますが、それは更年期のことをきちんと知らないからだと思います。
更年期になんてなりたくない?
更年期と聞くとつらいイメージでしょうか?急降下する感じ?
「更年期になりたくない」「女じゃなくなるみたいで不安」という友達もいます。私は時期が来れば終わるもんだと思ってますが、なにか?
更年期かも?と思ったら、原因や症状についてはネットで検索すればたくさん出てきます。
でもネットの情報は、不安をあおる暗い記事が少し多い気がしますね。たぶん書いている人が、更年期にはまだ早い若いライターさんだろうと思ったりして・・・これは嫌味です(笑)
「更年期障害」とひとくくりで片づけられてしまうけれど、ちょっと待った。
更年期は時期であり、ホットフラッシュなどは更年期におこる症状であって、家から出られないくらいの重い症状のことを更年期障害っていうんですよ。
この顔のほてりはホットフラッシュ?
その日は、梅雨なのに湿気の少ない風が涼しい朝でした。PTAの仕事で朝8時に小学校の廊下を数人のお母さんと歩いているときのこと。
「なんか私、顔が熱くてほてるな・・・こんなに涼しいのに」と感じました。普通に歩いているだけなのに、顔やからだに熱がこもった感じなんです。しかも私だけ額や鼻の下に汗をかいている。
今までなら、運動もしているし新陳代謝がよくなったのね!くらいにしか思わず、気にしなかったかもしれない。
ホットフラッシュというと、胸や背中に流れるくらいの汗をかくとか、顔が真っ赤になるとか、勝手に想像していたのでこの日の私はかなり軽い症状。
風邪もひいていないし熱があるわけじゃない。緊張して顔が赤くなるレベルを超えている。
だから更年期の症状だろうな〜と自覚しました。それしか原因が思い浮かばないので。
またホットフラッシュがおきたときのために、この夏は対策を考えなくてはいけません!
更年期についての知識があったから、素直に受け入れられた
私が顔のほてりを更年期だと自覚し、同時にそれでいいんだって思うことができたのは、頭の中に更年期についての知識があったからです。
ちょうどこのブログのために、エイジングケア・女性ホルモンについての本を読みあさっておりました。
そもそも更年期は閉経を含めた前後10年間に、卵巣の働きが急激に鈍くなり、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が低下し、やがて卵巣の機能が終わりを迎える、この過程をのことを言います。
日本女性は50〜51歳で閉経を迎えます。閉経をはさんだ前後10年間ですから、単純に考えると更年期は45歳から55歳になりますね。
でもこれはあくまで目安で、個人差が大きいそうです。
20代30代で更年期のような症状がでる人もいれば、40代前半で閉経してしまう人もいるとか。また男性にも更年期があるそうです。
卵巣や女性ホルモンが悪さをするわけじゃないんですよ。エストロゲンが分泌しなくなって、ホルモン量をチェックしている視床下部がヤバイと混乱するわけです。
すると、混乱している視床下部と同じところに中枢を持つ自律神経も乱れる。簡単に言うとこういうしくみなんですね。
暑くないのにのぼせたり、頭痛や肩こり、冷えがひどくなったり。不安で気分が落ち込む・・・更年期に起こりやすい不調の正体は、自律神経が乱れるために起こるものです。
これからも同世代の女性が混乱しないように、自分にしか書けない更年期の体験はもちろん、不安なことは調べながらブログで書いていこうと思います。