顔のシワが目立ってきました。もう中年だから仕方ないけど、年配のおばさんより年上に見られるとすごいショック!ですよね。
少しでもシワを目立たなくするにはどうしたら良いの?どんな化粧品が効果があるの?ヒアルロン酸注入するしかない?
効果のないスキンケアでシワを深くする前に、まず顔のシワの種類と原因を調べてみました。
40代だったら少しぐらいのシワはあたりまえ
私が気になるシワは、笑うと目尻にできるシワです。このシワはいつのまにか目立つようになっていて、写真を見ると「うわ〜っ老けたなぁ」とシミジミしちゃいます。
でも、このシワを憎いとは思いません。40代だったら少しぐらいのシワはあたりまえですよね。
シワを気にせず思い切り笑える人でいたい。笑いジワのように幸せそうに見えるシワなら残しておきたい。82歳の母を見てそう感じました。
ジャーン、私の40年後(笑)
私が作りたくないシワは、眉間のシワやおでこの横ジワ。この眉間や額のシワは不機嫌な人に見えるから、できるだけ遅くしたいです。
ふと目にした同世代の女性が、眉間に深いシワを寄せてスマホ画面を見ていると「あ・・・私も気をつけよう」と引いてしまいます。長時間のパソコンも良くないなぁ・・・
「人のシワ見て、我がシワ予防。」作りたくないシワを予防するにはどうしたらいいのか、まずは顔にできるシワの種類と原因について調べてみました。
顔のシワの種類と原因
顔のシワは肌が乾燥しているからできると思っていませんか?
しいたけや高野豆腐が水分を含んでふっくらするように、シワシワに硬くても水分を与えれば戻るかのように。
シワはすべて同じではなくて、保湿して消える浅いシワと、保湿しても消えない深いシワがあることがわかりました。
シワができる原因
シワの原因は乾燥と、加齢、紫外線です。
皮膚の表皮の下にある真皮には、弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が含まれています。しかし空気が乾燥したり、紫外線を浴びたり、さらに加齢による影響を受けると、真皮にあるそれらの成分が減り弾力を失っていきます。
ハリのなくなった肌は、表情の動きによる筋肉の力に負けて折りジワとなっていくというわけですね。ほうれい線や目の下のたるんだシワは、原因は同じですが「たるみ」です。
乾燥が原因のシワは、保湿ケアで目立たなくなる程度の浅いシワだけ。鏡を見るたびに嫌になっちゃうようなシワは、もっと肌の深い部分にできたものであることが多いらしい。そして、この深いシワは保湿では解消されません。
顔にできるシワの種類
- ちりめんジワ
- 表情ジワ
- 真皮のシワ
ちりめんジワは、肌の表面にできる細かいシワです。絹織物のちりめんのシワに例えられたのですね。
紫外線や空気の乾燥の影響で肌が乾燥し、角質層の水分が失われることが原因です。
目尻や下まぶたなどによく見られる浅く細かいシワがそれ。目の周りは皮膚が薄く、乾燥やハリの低下が起こると表情筋に負けやすいんですね。
ちりめんジワは乾燥が原因なので、肌に潤いを与え保湿ケアをすれば改善する初期段階のシワです。セラミドなどの有効な保湿成分を選びしっかり保湿することが大切だそうです。
子どもでも冬場に乾燥すると、このちりめんジワが出ています。大人はもっと注意が必要ですね。
この段階で気がつけると、間に合うのに〜。私がピーリングを受けているのは、このちりめんジワから深いシワへの進行を遅らせるためでもあります。
2つめは表情ジワです。顔の表情に合わせてできるシワで、表情が元に戻れば見えなくなります。私の目尻のシワは表情ジワですね。
目尻にできる「カラスの足跡」「くじゃくジワ」と呼ばれる、唯一魅力的なシワはまだいいほうかも。顔をしかめてできる眉間のシワ、頭皮がたるんでできるバグ犬のようなおでこのシワ、これが深くなるとやっかいです。
この段階で紫外線の影響を受け続け放っておくとだんだんと戻らなくなり・・・、ケアに時間がかかる深い真皮のシワへと進行します。
若い肌じゃないから戻らないと思って、今後シワを深くしない、いらない場所にシワを作らない心がけが大切ですね。
最終段階の真皮のシワ。加齢や紫外線により、真皮を構成しているコラーゲンなどが減り弾力を失い、表情ジワが戻らなくなった状態です。
表情を動かしていないのに額や目尻にシワが刻まれている場合は、この真皮のシワでしょう。
自分のシワに気づいてなんとかしたい!と思ったときは、すでにこの真皮のシワになっていることがほとんどかもしれません。
この真皮のシワに、化粧水でたっぷり水分補給するといった保湿は意味がありません。また、コラーゲンのサプリやドリンクをとっても予防にはなりません。
真皮にある繊維(コラーゲンとエラスチン)を増やすためのケアが必要になります。
シワの種類と原因を知って対策を考えよう
顔のマッサージや体操は真皮のコラーゲンを傷めてしまう可能性があり、新しいシワを作る原因になることもありますので逆効果です。
浅いシワ・深いシワ、シワの種類と原因を知って、自分のシワはどんな状態か見てみましょう。
加齢は止められませんので、日頃から乾燥と紫外線対策を心がけること。その上で自分のシワに必要なのは、保湿かそれとも真皮にある繊維(コラーゲンとエラスチン)を増やすケアなのかを考えて対策をしていきましょう。
幸せに見える美しいシワだけ育てるぞ!と気合いを入れることをお忘れなく。