いよいよ2月1日から東京・神奈川の中学入試がスタートします。
入試当日の朝は、どんなに朝早く起きても慌ただしいもの。前日のうちに受験生と保護者それぞれの持ち物を確認し、準備しておきたいですね。
1月のお試し受験で気がついたことを含め、受験生・保護者別に、入試当日に必要な持ち物をリストアップしました。親子で一緒に最終点検していきましょう。
必ず受験生本人と一緒に、必要なものをカバンに入れながらチェックしていってください。
どこに何が入っているかを知っていることが大事です。親が勝手に用意すると、どこに何があるかわからなくなっちゃうので。
受験生の持ち物リスト
試験・教室で必要なもの
- 受験票
他の学校のものと間違えることがないように注意してくださいね。ありえないと思うでしょう?
でもね、インターネット出願だとこの様式がほとんど一緒なので間違えやすいです。中学校の名前は必ず確認を。
- 鉛筆8〜10本(またはシャープペンシル少なくても3本と替え芯)
鉛筆またはシャープペンシルという指定が多いです。でも、塾からはできるかぎり鉛筆でと言われました。
シャープペンシルだと、「芯が入っていない」「試験途中に壊れる」など不測の事態がおこりやすいからだそうです。
受験生本人が愛着のある使いやすいほうでいいのではないでしょうか。息子は鉛筆だけじゃなく、兄からもらったシャーペンも持ちたいと言うのでペンケースがパンパン。
鉛筆は転がらないように輪ゴムをかけておきます。筆箱はおそらく机の上に置けません。
合格祈願と刻印してある鉛筆は、試験中に使用できないことがあります。親戚や友達からいただくことが多いんですけどね。持ち込まないか、カバンにしまっておくだけに。
- 消しゴム(2〜3個)
消しゴムも、念のため「合格」など文字が書いていないものを選びました。
鉛筆と同じように輪ゴムをかけておくと転がらないです。鉛筆も消しゴも拾うのに手をあげるだけですが、集中できないみたい。
- 腕時計
計算機能・アラームなどがついている腕時計は持ち込めません。シンプルな機能の時計、うちはヤマダ電機で1500円くらいで購入しました。
- 鉛筆削り
- 定規・コンパス・下敷き
「定規・コンパス・下敷き」は、持ち込みも使用も不可の学校があります。学校からの指示にしたがって確認をしておきましょう。
- 上履き
外履きを入れられる袋で持っていきます。上履きが必要ない学校もあるので確認をしましょう。
- 厚紙・段ボール
机がガタガタしたときのために、段ボールを5センチ角に切ったものを4枚持たせています。大きいとカンニングを疑われそうなので、切りました。
長男の通う中高一貫校は古い校舎ですが、中学入試前に机のがたつきをチェックしているらしいので、ガタガタする机に遭遇しないかなと思うんですけどね。もしものために、ですね。
他に必要な持ち物
- ハンカチ、ティッシュ
- 交通系ICカード
SuicaやPASMOなど、もしも電車が止まったとき迂回しても大丈夫なくらい少し多めにチャージしておきましょう。いまはコンビニでチャージできますよ。
- マフラー、カイロ
鉛筆を持つ手をあたためるためにカイロを持たせます。
休み時間用の持ち物
(持ち込み、飲食不可の学校もあるので要確認)
- 飲み物
ペットボトルや水筒など。小学校の保健だよりに「インフルエンザ予防に紅茶がいい」と書いてあったので、無糖の午後の紅茶を水筒に入れます。(ミルクティーだと効果がないそうです)
周りの受験生が健康だとは限らない。少しくらい具合が悪くても受験しますからね。風邪の予防、うがいを兼ねてます。
- チョコ・小さいおにぎり
休憩時間に食べる軽食です。息子はチョコが定番。飴やガムは、口に入れたまま次のテストを受けてしまいそうだからという理由です。
朝早くて食欲が少ない子の親は、小さいおにぎりやヴィダーインゼリーを持たせていました。
- お弁当
午後受験の前に食べるお弁当が必要な方は、忘れずに。
あると安心な持ち物
- 使い慣れたテキストやノート
たくさん持たずに、心を落ち着かせるために各教科1冊。使い慣れたものがいいですよ。
- 携帯電話
試験会場に持ち込み不可、または電源をオフにして持ち込み可、など学校によってさまざまです。うちの場合、試験会場に入る前に待ち合わせ場所を決めておいて、親が預かるパターンです。
- マスク・生理用品
マスクはインフルエンザや風邪の予防に。うちは男子なので関係ありませんが、女子は入試当日に初潮をむかえる可能性もあります。
- お守り
大量のお守りはいらないので、厳選して日能研のバッグにつけました。それから日能研の各先生からの応援メッセージが入ったハチマキ。
え?何これ短くない?・・・巻けない・・・負けない!
という日能研定番の「負けないハチマキ」です。笑 これをバッグにしのばせて行きます。
保護者の持ち物リスト
受験する学校に行くまでに必要な持ち物
- 受験番号の控え
万が一のことを考えて、受験番号は手帳に控えたほうがいいです。試験が終わって解散するときに、受験番号順に出てくると言われ「何番だっけ?」と慌てます。
私は願書のコピーを持ってっちゃうことにしました。
そして、中学校の連絡先を携帯にいれておく。当日トラブルがあったとき、中学校のホームページを検索する余裕が私にはないと思う。
- 交通系ICカード
- お財布
- 携帯電話
- 携帯の充電器
コンセントがいらない、モバイルバッテリーはスマホの必需品
- 地図・鉄道路線マップ
鉄道路線図はスマホで確認できますね。
- 腕時計
スマホが時計の代わりという方も多いですが、子供が忘れた時に貸せるので安心です。
- カイロ・マフラー・手袋
1年で一番寒い時期ですからね。早朝の駅のホームは寒いですよ〜。マフラーは大判ストールにすれば、控え室で使うひざ掛けにもなります。
保護者控え室に持っていくもの
保護者の控え室は、体育館・図書館・教室・講堂・食堂など学校によって違います。用意されていないこともあるらしいです。
日能研は昨年度までの保護者からのアドバイスが見られるので、それを参考にしています。飲み物の提供がある学校もあります。
- ひざかけなどの防寒具
マフラーを兼ねて大判ストールを持って行きます。足元用にレッグウォーマーも買ったんですけど、使いづらくてやめました。
- 上履き・スリッパ(外履きを入れる袋)
子供と同じく学校からのお知らせを要確認。
- ノート・ペンなどの筆記用具
- 本や雑誌
控え室で待っている間は4時間くらい、正直ヒマです。スマホいじってると充電なくなるし。パソコン持参の人もいましたが、私は重いので無理です。
タブレットは、電子書籍も読めてネットも使えて大活躍です。
外に出て神社を巡って神頼みとか、カフェに行くのもありですね。
- 飲み物・あめ
控え室の場所によっては、飲食禁止の学校もあるので確認してから用意を。
あると安心な持ち物
- かさ
当日の天気を調べて準備ですね。雨や雪なら、親子で替えの靴下も忘れずに。
- マスク・下痢止めなど常備薬
頭痛薬、下痢止め、酔い止めを念のため持ちました。どれくらい緊張するのか予想がつかないし、朝の通勤時間と重なって気持ち悪くなる子もいます。
- 折りたためる大きな袋
子供が暑いからといって、ダウンコートなどを預けてきたりする場合もあるでしょう。そんなとき荷物をまとめて入れるおりたたみの袋があると便利。
私はユニクロで500円で売っているときに買っておきました。
入試当日の持ち物チェックリストまとめ
出願の際にもらう入試要項(当日の諸注意)や、ホームページからダウンロードできる入試要項をもう一度よく読んで確認しておきましょう。
子供もテストを見直してますよ。勘違いや思い込みってありますから。
まとめましたが、必要ないものは除いてくださいね。
[ul type=”bd” icon=”star” title=”matome”]受験生の持ち物チェックリスト
受験票
鉛筆8〜10本
(シャープペンシルなら少なくても3本と替え芯も)
消しゴム2〜3個
腕時計(計算機能・アラームなし)
鉛筆削り
定規・コンパス・下敷き(必要な学校のみ)
上履き
厚紙・ダンボール
ハンカチ、ティッシュ
カイロ、マフラー
交通系ICカード
携帯電話
飲み物
軽食(チョコや小さいおにぎり)
使い慣れたテキスト、ノート
お守り
マスク、生理用品[/ul]
[ul type=”bd” icon=”star” title=”matome”]保護者の持ち物チェックリスト
受験番号の控え
交通系のICカード
お財布
携帯電話
カイロ、マフラー、手袋
地図、鉄道路線マップ
腕時計
ひざ掛けなどの防寒具
上履き、スリッパ(外履きを入れる袋)
ノート・ペンなどの筆記用具
本、雑誌
飲み物、飴
傘(雨や雪の場合は替えの靴下)
マスク・下痢止めなどの常備薬
折りたためる大きな袋[/ul]
当日の行動をシュミレーションしてみることもお忘れなく。
飲み物やお弁当など当日に用意するもの以外はバックに入れたら、当日の服装を用意する。
試験会場の暖房のつよさに合わせて、脱ぎ着しやすい重ね着を準備するのがおすすめです。
受験生は緊張してなかなか眠れないかもしれません。眠らなくちゃだめだと思うと、ますます眠れなくなるんですよね。(親も)
そんなときは、
「ひと晩くらい寝なくても大丈夫」
「一睡もしなくても入試問題は解ける」
「部屋を暗くして目をつぶっていれば朝になる」
この3つの呪文をお試しくださいね。
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