子宮頸がん検査で「アスカス(ASC-US)」と言われたので、HPV検査を受けることにしました。

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ジグソーパズルのピース

生理不順か不正出血か判断がつかないことがきっかけで婦人科を受診してきました。

女性ホルモンの数値を調べる血液検査と子宮がん検診を受け、子宮体がんは陰性だったのですが、子宮頸がんでアスカス(ASC-US)と診断されました。

アスカ…ス?アスカなら「SAY YES」だけど、アスカスってなんだろう。

検診結果を聞いた直後は「はぁ、へぇそうなんですか。」くらいの心境でしたが、時間が経つにつれだんだんと不安になってくるもの。

子宮頸がんのアスカス(ASC-US)という診断結果はどういうものなのか。そのあとに何をすればいいのか。私の場合を書いておきたいと思います。

目次

子宮頸がんとは

子宮がんは、がんができる場所によって子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。

子宮体がんは子宮の奥にできるがんで、子宮頸がんとは子宮の入り口近くにできるがんです。

子宮頸がんになる女性は20代後半から増え、30歳代後半から40歳代が多くなります。

初期の段階ではほとんど症状がありません。だから検診による早期発見が大事なんです。

子宮頸がんとヒトパピローマウィルス

子宮頸がんのおもな発症原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染であることがわかっています。

がんになるウイルス?と聞くと恐ろしいものを想像してしまいますよね。HPVは主に性交渉により感染します。

でもHPVは女性の多くが一生のうちに一度は感染する、いぼを作るようなとてもありふれたウイルスなんだとか。

感染は一時的で症状もないことが多く自然に消えることがほとんど。HPVの感染が長期間になるとその一部が、数年から10数年後に子宮頸がんを発症させるといわれています。

HPVは100種類以上の型があり、その中でも15種類程度ががんを引き起こす可能性がある「高リスク型」と呼ばれていて、このうち「16型」「18型」が子宮頸がんの原因の約65%を占めています。

高リスク型のHPVに感染するとどうなっちゃうの?

子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウィルス)の代表、16型や18型の高リスク型のHPVに感染したからといって症状は何もなく、すぐがんになるわけではありません。

人間には免疫力があるので、ウイルスは体から自然に排除されます。でも、免疫機能がうまく働かず、排除されないままウイルスが子宮頸部に残り、感染が長期間になるとその部分が5年以上かけてがん細胞へと進行していくと考えられているのです。

そして私が診断されたアスカス(ASC-US)とは、正常なのか、それとも高リスク型HPVに感染しているかの境目のことなんです。

アスカス(ASC-US)という診断結果から、HPV検査を受けることにしました。

アスカス(ASC-US)は、正常な状態の細胞と高リスク型のHPV感染による異形成な細胞との間で「グレーな状態」です。

婦人科の先生に聞いた話によると、子宮がん検査は人間がチェックするもの。甘く見れば正常だけど、辛く見れば異形成かなぁというジャッジでしょうとのこと。

だから、もう一回高リスク型HPVに感染しているかのか検査しましょうか。ということで4月はじめにHPV検査を受けました。検査と言ってもまた子宮がん検診のように、子宮内をブラシでこするだけです。

息子たちの春休みも終わり仕事が始まったので、検査結果をまだ聞きにいけてません。早くいかないと。

そういえば「いま子宮頸がん検診を受けておいてよかったわね」と先生がやさしく言ってくれたときにね。

こんなに何回も「おまた」を見られるなら、途中でやめてしまったVIO脱毛を再開しようかな〜と別のことを考えていた私です。

アラフィフから始める介護のためのVIO脱毛シリーズなんて、どうかな。笑

子宮頸がんの検診は早めの受診が大事

おっぱいにしこりが・・・肺に影が・・・。

乳がんや肺がんのようにある日突然発見されるがんから考えたら、子宮頸がんは、がんになる原因がウィルスとわかっていて、そのウィルスに感染しているかまで調べられるわけです。

がんになる前の状態がわかる、予防できるがんだってことですよ。

子宮頸がんの検診は死亡率を減らすことが証明されている検診で、発見が早ければ、子宮の摘出手術などをせずに子宮を守ることもできます。

20歳から2年に1回受けられるので、ぜったいチェックしてみてくださいね。

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