自分でも嫌になることのひとつは、出かけた先で「あ!!忘れた」となることです。
その日に持って出かけようと直前まで覚えていたのに、忘れないように玄関に置いていたのにもかかわらず忘れてる。
そんなことが増えました。
最近の私の忘れ物対策
忘れ物が発生するとき、たいてい時間に余裕がなく慌てていることが多いので、外出の準備は前日の夜に済ますことにしています。
平日の通勤、休日のおでかけでも。
バッグを変えて財布を入れ忘れるってこともあったので、洋服の組み合わせもざっくり決めておきます。
ハンカチのように、最悪コンビニで買えるような忘れ物ならいいけれど、入館証やロッカーの鍵、特にスマホを忘れたら終わりです。
予定も買い物リストも全部スマホに詰め込んでいるから。
紙に書いてもメモ自体を行方不明にしちゃうので、スマホを頼りにしています。
この程度の忘れ物なら、50代という年齢に関係なく起こるのかもしれません。
単なる「もの忘れ」なら心配ない
忘れ物の話をすると、私もあるある!と盛り上がり、みんな同じように悩んでいる気がします。
「あれ、いま何をしようとしたっけ?」とか人の名前・ものの名前がとっさに出てこない。年のせいかなと考えてみても原因はよくわかりませんよね。
そういった単なる「もの忘れ」なら進行はしませんが、「認知症」は進行します。
だからとっさに出てこなくても、時間が経ったり別の機会に思い出せるのであれば心配ないそうです。
少し前に食べた朝食に何を食べたか思い出せなくても、朝食を食べたこと自体を忘れていなければ大丈夫!というわけです。
もしかして認知症?自分でチェック
自分でできる認知症チェックリストを見つけました。
- 同じことを何回も言ったり聞いたりする
- いま切ったばかりの電話の相手を忘れる
- しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている
- よく知っている人の名前を思い出せない
- ものの名前が出てこなくなった
- 簡単な計算の間違いが多くなって、いつも大きなお金で支払いをする
- 蛇口・ガス栓のしめ忘れが多くなった
- 雑誌や新聞、テレビ番組の内容が理解できなくなった
- 薬の飲み忘れが多くなった
- 今日の日付や現在の時刻がわからない
- 慣れたところでも道に迷うことがある
- 約束の日時・場所を忘れたり間違えたりする
- ささいなことで怒りっぽくなった
- 自分の失敗を人のせいにすることがあり、疑り深くなった
- 趣味や好きなテレビ番組に興味を感じなくなった
- 身だしなみに気をかけなくなった
- 一人で外出することが減った
- 気分が落ち込みやすくなった
(出典:和歌山県立医科大学付属病院 認知症疾患医療センター認知症チェックシートより)
5つ以上チェックがある人は認知症の可能性があるそうです。ちなみに私は家族から「いつも探し物をしている」と「同じことを何回も言ったり聞いたりする」と指摘されました。
あくまでもひとつの目安ですが、4つ以下でも心配な人や症状が目立つようになってきた人は医療機関に相談を。どんな病気も放置せず早期発見が大事ですね。
認知症を予防するための生活習慣とは
けっきょくそれね・・と思うかもしれませんが、生活習慣病を予防することが認知症の予防にもつながります。
運動すると脳が活性化する
運動することは脳の血流を増やし、脳内で分泌される潤滑油のようなものを増やすそうです。これが増えると若々しい脳でいられると聞けば運動も続けちゃいます!
ウォーキングなど有酸素運動はもちろん、スクワットなど筋トレの無酸素運動も一緒に。筋力のある人は認知症を発症するリスクが低くなるというアメリカでの研究結果があります。
また運動すると、エンドルフィン(幸福感)・ノルアドレナリン(活動性をアップ)・ドーパミン(気持ちを前向きにする)などの神経伝達物質の分泌量も増やします。
もう、動くしかありません!
朝食に炭水化物をとる
最近は朝食を抜く人もいたり、スムージーで簡単にという人も増えています。でも、健康で物忘れをしない毎日を送るためにもきちんと朝食をとるほうがいいそうですよ。
朝は体内のブドウ糖の備蓄が底をついています。だから起きたらまず朝食で炭水化物を取らなくてはいけないんですね。
さらに朝食をとることで体内時計がリセットされ、脳も体もシャキッと目覚め働き始めます。
私はコレステロールが高めなので卵は2日に1回。ちくわやツナ缶なども食べています。プロテインもいいかも。
ストレスを溜めない
どんな性格をしているかで、認知症になりやすい・なりにくい人がわかるといいます。
なりにくい性格という説が多いのは「外交的で穏やかな性格の人」です。急に社交的になるのはむずかしくても穏やかに暮らすことはできますよね。
また、慢性的なストレスは認知症になるリスクを高くするそうです。
ストレスのない人っているの?というくらい現代はストレス社会。
ストレスを感じても落ち込み続けないメンタル面の強さを鍛えること、いつも心を穏やかにいられるよう努力することが、認知症予防には必要なのかもしれません。
出来事を思い出して文章を書くことは物忘れ防止につながるそうなので、ブログはやめないほうがいいですね。