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アクセスの少ないこのブログも続けていると予想しないことが起こるものです。
クリスマスイブにAmazonプライムナウで買い物をした体験の記事がジャーナリストの方の目に止まり、週刊誌「アエラ」の取材を受けました。
商品やサービスを実際に体験した記事は、口コミを探している取材者に検索されているようです。ブログは書き続けることでさまざまな可能性の広がるメディアなんですね。
記事についた1件のコメントから取材の依頼を知る
尾てい骨を強打し、自暴自棄になってだらけていた春休み、ブログの記事に1件のコメントがきました。
現在、某週刊誌に記事を書くため、アマゾンのプライムナウの取材をしております。
可能でしたらNaomiさんの上記のご体験をお聞かせいただくことはできませんでしょうか。
その記事とはこちら。
【驚愕】AmazonのPrime Nowで、クリスマスイブに注文したら15分できれいなお姉さんが届けてくれた!!
Amazonプライムナウを実際に注文した体験を書いたこの記事は、その頃のNaomiBlogを支えてくれら3本柱のひとつです。細い柱で倒れそうだけど(笑)
2015年の冬に検索上位だったこの記事も、Amazonがプライムナウのサービスエリアを広げるうちに取り上げるブロガーが増えま。
みなさんのタイトルが上手で私の記事は目立たなくなっていったわけです。
コメントをいただいた3月下旬のときはすでに検索結果8ページ目というトホホな状況だったわけです。だから、「なんでこの記事で取材?これって本当?」と思いながら、メールでの連絡をしてみました。
初体験、週刊誌の取材で聞かれたこと
コメントをいただいたジャーナリストの方は、メールのやりとりで、どういう内容の記事に私の取材が必要なのかを教えてくれました。そして、怪しくないなと判断したので取材を受けることにしたのです。
取材は電話でしたが、あらかじめこんな質問をいただきました。
- いつからアマゾンを使っているのか。
- いつからプライム会員となったのか。
- プライムナウについては、どのようにして知ったのか。
- プライムナウで買ったもの。
- その後、プライムナウで買い物しているのか。
- プライムナウの満足度はどのぐらいか。
質問を受けて、私はいつからAmazonの会員になったのだろう?と調べてみました。Amazonのアカウントの履歴からわかります。
Amazonが日本でサービスを開始したのは2000年だそうです。私が出産した年です。
そしてAmazonの会員になったのは、長男の子育てがすべてだった2002年。こんな本を注文していました。
毎日の夕飯作りに困っていたんですね〜。いやいや今も状況がまったく変わってなくてつらいな。
Amazonプライムナウの体験を記事にしたその理由
私がAmazonプライムナウを体験してみようと思ったきっかけは、「本当に1時間でくるの?」という好奇心、それだけでした。
ちょっと送料は高いけどわざわざ1時間で来る配達サービスを受けたんですよね。無料だと2時間で特におもしろさを感じないので。
現在ほど配達サービスの地域が広くなかったので、注文した体験をブログの記事にしたら、今後Amazonプライムナウが広がったとき試したい人が読むんじゃないか?と考えました。
さらに、どうせなら忙しいクリスマスイブに注文したら面白いべさ?そんな悪ふざけな気持ちも加わりました。
人におもしろいって言われる記事を書きたいなら、自らすすんでおもしろい体験を選べばいいだけだと今も思います。
自分が実際に体験したことを記事にする、そこから生まれた個人の考え、感じたことを書く。こんな記事がこれから先、とても価値のあるものとしてあらゆるところからきっと検索される。
「なんで15分できちゃったの?」という体験のほうが、ワクワクしておもしろいし、そのサービスについて考えるきっかけを与えるのかもしれない。今回の取材をとおしてそんなことを感じました。
まぁ、なんていうか・・・あたかもその場で一緒に体験しているような、同じ時間の流れを感じるような臨場感・ライブ感。
こういう躍動感、疾走感、迫力満点の展開??が書けるのは私の才能だと思って間違いない(どんだけぇ〜)
今回の取材で感じた個人ブログの可能性
ブログを毎日更新しようと一時的にモチベーションをあげたこともあったのですが、仕事と子育て家事の日々で毎日は書けませんでした。
不思議と日にが空いても、ブログを書くこと自体はやめることはない。書いて読んでもらいたいから書いてます。
今回の取材で、正しい説明文はブロガーに求められていないということを学びました。自分の体験、自分の考え、それを素直に書くって大事ですね。
個人ブログにはブロガーの数だけ体験が詰まっていて、取材する人はそれを知っています。
だからこの先、どんな取材や依頼が来るかわからないし可能性が広がっているんだなと思うと楽しみですね。
ブログを書いていて良かった。
アエラの誌面に掲載された取材の記事
取材のお礼として、「アエラ」が郵送されてきました。私の予想は
「クリスマスイブに注文したら、15分で着いて驚きました」(東京都在住 40代主婦)
こんな短文での掲載だと思っていたので、意外と記事の面積が大きくビビりました。この桃色な部分に取材のすべてがまとめられています。
取材の最後に、「Amazonプライムナウ」と検索してもかなり後ろのページにある私のこの記事がなぜ目に止まったのか、と質問してみました。
心の中で、文章が面白かったと言われることをいやらしく期待した私に、あっさりと返ってきた言葉。
「いえ、最初に出てきましたよ〜!Amazonプライムナウ+ブログで・・・」
ブログを足して検索・・・そうだったのかっ!と検索してみたら、本当にトップページに出てきてましたね。
以上、体験を書いた記事がきっかけで新しい体験をした話でした。