ナオミ救急車で搬送される!そのとき頭をよぎったのは「部屋が汚いこと」ではなかった

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救急車と病院

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こうしていま頭と手を使って、ブログが書けることがどれだけ幸せなことか!を噛みしめています。

私は外出先で怪我をして歩くことができず、救急車で搬送されるという経験をしました。

そのまま入院、いや最悪死亡となったとき、現実的な問題として「部屋が汚い」とか「家族に見せたくないものが出てくる」といった恥ずかしいことが頭をよぎると想像しませんか?

でもね、ストレッチャーで運ばれながら頭に浮かんだのはそういうことじゃありませんでした。「後悔」だったんです。

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その日は朝から離婚することを考えていた

青い水面

これから30年40年先も、夫と暮らしていけるだろうか。

老後に夫と二人で暮らすのが不安だと少しでも思っているのに、きっかけがないままずるずると夫婦生活を続けていたり。

子供が大きくなったらとか、まわりの目を気にしてそのままでいることは、本当に自分が望んでいることなんだろうか。

その日は朝から、離婚の2文字がちらつくモヤモヤと悩むできごとが発生していました。

春休みに入った次男と土曜日に出かける予定を、今日行っちゃおう!と変更したのも気分転換したかったからです。

原宿で次男とショッピング

クレープ屋のショーケース

誕生日が近い次男のプレゼントを見に原宿へおでかけ。原宿は自由が丘から副都心線で直接行けるようになって便利になりました。

買い物が終わり、春休みで激混みの竹下通りでクレープを食べたり。空いてるなぁ思ったら味が残念だった・・・パスタランチを食べたり。

そして帰りは竹下通りの混雑をさけようと裏道に入ったのです。。

さかのぼること24年前、22歳の頃から働いていた事務所がこの竹下通りの裏道にありました。だから懐かしくていまも建物が残っているか見たい!とちょっと思ったわけです。

普通に竹下通りで帰れば良かったのに・・・。

裏道、そして事態は笑劇にむかっていく

事務所はなくなっていて美容室に変わっていました。裏道だから人が歩いていなくてね、それで次男は「乗りたい!」と言いだしました。

何に乗りたいかって??

それは誕生日プレゼントでさっき買ったばかりの「スケートボード」に。

買ったお店の店員さんに、乗り方を10分くらい教わってきたばかり。

スケートボードの練習

早く乗りたかったんでしょうね・・・手をつないで何度か道を往復してあげたんです。

すると何ということでしょう。

22歳にタイムスリップした46歳のバカチンがこう言ったのです。



「おかあさんも、一回乗ってみたい」と

尾てい骨強打!そのとき頭をよぎった後悔

一瞬で空を見てました。

事故に遭った瞬間スローモーションのようになると聞きますよね。私の場合、脳が回避する暇なんかないくらい一瞬だった(笑)

ひっくり返ってアスファルトに尾てい骨を強打したとたん、太ももに熱いものがながれてきました。

血だ・・・そう思ったとたん恐怖で背中が冷たくなり、視界がせまくなって耳がつまったようになり。

こわい、こわい、こわい、どうしよう!

神様、ごめんなさい。

夫にあんな態度をするんじゃなかった・・・

お世話になった人に偉そうなこと言って悪かった・・・

後輩に頼まれたこと忙しいからって簡単に断って悪かった・・・

最近あった後悔を、脳がフル回転で検索し始める。後悔で涙があふれてくる。

落ちつこう、意識はある。でも歩いて帰れない。

不安そうに見つめる次男に救急車を呼んで!と頼みました。

救急車が入れない裏道

小学生の次男にキッズケータイを持たせてよかったと思いました。

  • 緊急の番号をワンタッチで押せるようにしておくこと
  • 救急隊員に電柱の住所を伝えること

怪我の状況は伝えられなくても、救急車を呼べる最低限は教えておきたいですね。

裏道で道がせまくて救急車が入れず、到着を遅らせる原因になってしまいました。もう裏道はこりごりです。

明治通りから裏道へ、走ってストレッチャーで駆けつけてくださった原宿救急隊の皆様、本当にお世話になりありがとうございました!

救急病院での診察の結果

エコーやレントゲンで腰回りを診察した結果、出血も骨折もしていないということでした。

強打したとき太ももを流れた熱いものとは、血ではなくおしっこだったみたい(恥)

若い看護師さんに座薬の痛み止めを入れられるのはいやだったけど、そんなことを考える余裕があるくらい元気でよかった。

下着も一軍でよかったわ〜

参考 シンプルライフのための断捨離・下着を捨てる

後悔は先に立たず

自分はもうだめかもしれないと思ったとき、脳をよぎった後悔。

  • 20年経って変わった夫婦の価値観や距離感を見つめ直したいという私の想い。
  • お世話になった人に、いつまでも憧れの尊敬する人であってほしいという私の想い。
  • 後輩に、イヤイヤ引き受けて迷惑をかけたくないという私の想い。

私はこういういろんな想いを、もっとやさしく伝えたかったと後悔してた・・・私は自分のやさしいところが良いところだと思っていて、やさしさが人生のテーマなのかもしれない。

正直に伝えることばかりで心に余裕がなかったことを教えてくれたのか〜。こうやっていちいち意味を考えるのは私の悪いクセなんだけど(汗)

まぁ、何と言っても一番の後悔は「46歳でスケートボードに乗ってしまったこと」です。

尾てい骨の痛みでしばらく安静です

子供用のお弁当
春休みでも部活や塾でお弁当があるので、いつもより多めに冷凍食品にお世話になってます。それより仕事をいれてなくてよかった!

ダイエットの運動もぜんぜんできないけど仕方ない。とにかく頭を打たず生きててよかった!

かろうじて歩けるけど階段やしゃがむのはつらい状態なので、しばらく安静です。断捨離・シンプルライフもしばらくおやすみ。

尾てい骨を痛めてケツが激痛でキッチンに立ってブログを書いているという記事を読みましたが、立っているのが一番ラクって本当だった(笑)

やったね、私もキッチンブロガーの仲間入り。

自分のバカさに落ち込み暗くなってしまいそうなときも、こうしてブログに書けると笑い飛ばすことができます。

ありがとう、ブログ。

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