更年期の代表的な症状「のぼせ・ほてり・多汗」
普通に過ごしていてもたくさんの汗をかく暑い夏は、出かけるのが不安になる方もきっと多いでしょう。
私がほてりや発汗が多いなぁとホットフラッシュの症状を感じるのは、毎日ではありません。
更年期は症状が一定じゃなく、また同じ症状でも日によって強さが違うんです。
どうやら私の場合はPTA活動で人に会うという緊張を感じると、多汗になるみたい^^;
いつほてりや多汗になるかわからず、汗の臭いも心配なため、私が出かけるときに必ず持ち歩いているものを紹介します。
更年期の症状「のぼせ・ほてり・多汗」はなぜおこるのか。
更年期になると卵巣から出る「エストロゲン」の分泌が、日によって急上昇したり急降下したりします。
このエストロゲンの変動に影響を受けて血管系の自律神経が乱れるため、のぼせ・ほてり・多汗という症状が起こります。
自律神経が血管を収縮させたり拡張させて、私たちの体温を一定に保ってくれていたんですよね。ありがたい。
気温の急激な変化や、気持ちの変化で調節がスムーズにいかない。顔が赤くなる、汗がとまらない。
あ〜、自分だけ汗をたくさんかいていて恥ずかしい・・・と感じるなら、まだまだ女心がある証拠(笑)
多汗・脇汗による汗の臭い対策で持ち歩いているもの
脇汗の臭い予防に制汗剤クリーム
ROHTOメンソレータム®リフレアのクリームタイプを使っています。クリームタイプって汗でヌルヌルするかと思いこんでいたのですが、そんな心配は無用でした。
制汗剤は一般的に防臭効果の低めなものから順番に
- パウダー・スプレータイプ
- ローション(ロールオン)タイプ
- スティックタイプ
となっていて、クリームタイプは(あくまで私の実感として)スティックよりもさらに効果が高いと思います。
アットコスメで高評価の「デオナチュレ」ソフトストーンのスティックタイプも持っています。
リフレアとデオナチュレを左右の片脇にそれぞれ塗って、蒸し暑い夜にウォーキングに行き、汗の臭いを嗅ぎ比べてみましたが・・・どちらも防臭効果は高いです!!臭くなかった〜。
ただ、デオナチュレのスティックは直塗りなので、ついゴシゴシしてしまうんですよね。
外出先では、クリームを手でつけるほうが早くて確実で使いやすいことを実感しています。
汗も臭いもすっきり!デオドラントシート
制汗剤で臭いを予防しても汗がたくさん出たからさっぱりしたーい!外出先で化粧室に入ったら、まずデオドラントシートで体を拭いてます。
私のお気に入りは資生堂エージデオのシリーズ。枚数が多い小さめのシートは家用、大きめサイズを外出用にしています。
ワコールの速乾性インナー
汗を吸収してくれてすぐ乾く、ワコールの機能性インナーその名も「すぐカラリ」を1枚持ち歩いています。
まだ外出先で着替えたことはありませんが、汗がひどくなったら耐えられないと思って。
ユニクロのエアリズムでもいいんですけどね。ワコールは汗とりのパッドがついていて、背中も上のほうまで生地があって安心なんです。
グンゼやニッセンの汗とりパッドつきのインナーも試してみたいな。
扇子・ハンカチ・タオル
顔がのぼせて赤くなると、扇子のかすかな風でも気持ちいいものです。
この富士山の扇子は、富士山が世界遺産に登録されたときLOFTで見つけたもの。外国人観光客に注目されます。
タオルハンカチは手を拭くため。シンプルな白やリネンのハンカチは、額や首の汗を上品に拭くための小道具です。
だってタオルで顔周りの汗をガシガシふくと、喫茶店のおしぼりで顔を拭くおじさんみたいじゃないですか??
保冷剤や冷たいペットボトル
出かける前から汗だくなら保冷剤を持ち歩く。帰りはぬるいけど・・・
外出中、ほてりで顔が真っ赤でどうしようもなくなったら、冷たいペットボトルを買って脇の下に挟んで冷やす。
そんなことも頭にいれてあります。準備は万端です。
ほてりや多汗を気にしすぎないようにする
ほてり・のぼせ・多汗は本人は恥ずかしくても、意外と周りの人にはわからないものです。気にしすぎないようにすることも大事ですね。
それから私は「汗かきなんです、見苦しくてすみません」と先にさらっと言ってしまうようにしています。
そうすると、「首の後ろに集中して汗が出る」とか「私なんて腕から汗が流れ落ちる」と汗かき自慢大会になることもあって、私よりひどいんじゃない?と心配になりますが。
同世代の女性は、個人差はありますが加齢によるさまざまな体の変化を感じて、悩んでいるんですよね。
更年期は一過性のもの
汗の臭い対策のグッズを持ち歩くようになって、少し心に余裕が持てるようになりました。
上品なハンカチでゆったりとした気持ちで汗をふき、優雅に扇子であおぐ。
化粧室で不快な汗をふきとり気分転換する。
更年期は一過性のもの。心配なことや不安なことは、工夫して安心感に変えて過ごしていきたいと思います。