今日は次男の授業参観日で、小学4年生10歳の年に行われる「2分の1成人式」がありました。
昔はなかったですよね、「2分の1成人式」なんて行事は。
実際にどんなことをするのかは、地域や学校によって様々なようです。息子の小学校はこんなことをしました。
成人の半分の10歳でお祝いする行事
「2分の1成人式」とはその言葉どおり、成人の半分の10歳を迎えたことを記念してお祝いする行事です。
いつから始まったのか調べてもわからなかったのですが、今年16歳になる長男が10歳のときにも簡単なものがあったような・・・。
写真やビデオに記録した記憶がないのです、まぁ、忘れてるだけかもしれません。(お母さん!なにそれっ!)
「2分の1成人式」を小学校の行事として行う学校は増えています。時期は1・2月が最も多く、学年全体のところもあるしクラス単位という学校もあります。
そして学校行事だけではなく、一般家庭のお祝いとして成人式のように記念写真や食事に行くなど思い出作りをする家庭もあるそうです。
女の子しか興味なさそう^^;
10歳は思春期の入り口
20歳の半分だから10歳というだけではなく、10歳は子どもの成長のいろいろな節目の時期です。
1歳とひとつ、2歳をふたつ、と「つ」をつけて歳を数えられるのは、9歳(ここのつ)までですし、思春期の入り口は10歳と言われています。
思春期と聞くと中高生のイメージがありませんか?小学4年生は思春期の初期です。
10歳から15歳は「第二次性徴期」と言われ、男の子には男性ホルモンが、女の子には女性ホルモンが大量に分泌されます。
男の子は声変わりしたり、ヒゲが生えたりします。女の子は初潮があり、胸がふくらんできます。
そういう体の急激な変化、親からの自立、他人から自分がどのように見えるかがとても気になるなど、子ども自身がとても戸惑いイライラする時期なんですよね。
それに加えて小学校では学習内容が「具体的」なものから「抽象的」な概念が必要な内容に変わるため、「10歳の壁」と呼ばれる学習困難に突き当たる時期でもあります。
自分を振り返ってみても、親の矛盾を指摘したり、友達関係で他人の顔色をみたり・・・めんどくさい時期だったことを覚えてます。(お母さん!古いことは覚えてる!)
「2分の1成人式」には賛否両論ある
「2分の1成人式」という行事をとおして、思春期初期のむずかしい時期の子どもが、自分自身を振り返ったり親の気持ちを考えることは良い機会だと私は考えています。
そういう考えがほとんどですが、小学校の行事の内容については否定意見もあるようです。
いろんな意見があっていいと思います。世の中のできごとで様々なことが整っていくほど、行事すべてを全員が納得するようにすることはむずかしくなっていきますね。
参考 考え直してほしい「2分の1成人式」――家族の多様化、被虐待児のケアに逆行する学校行事が大流行
息子の小学校の2分の1成人式
学校の授業、総合的な学習の時間で行われた2分の1成人式。
第一部 体育館で
これだけで号泣です(泣)みんな大きくなって背筋がピーンとしてかっこいいんだもん。
あっという間に10歳まで来ちゃったけど、お母さんはきちんと君に向き合ってきただろうか。そんな言葉が頭に浮かんできました。
息子は「小さい時みかんが大好きでした。足が黄色いので病院の先生がびっくりしていました」と発表していましたね^^
子どもが思い出して書いたようです。そういえばそんなことあったなぁ(お母さん!しっかりして!泣)
第二部 教室で
ここでも号泣の予定が、どうも息子の様子がおかしい。体育館からずっと気になっていたのですが、寒くないのに震えてるんです。
いやがる息子のおでこを触ると。。熱だ。OMG!(お母さん!やっぱすげぇYo!)
というわけで、第二部は風邪が治ったら家で行いますとさ。おしまい。